『The Songwriter's Workshop: Harmony』
二冊ともとりあえず目を通したので感想を書く。
前者はメロディ作りに焦点を当て、後者はコード進行作りに焦点を当てて解説されている。
どちらも他の書籍には書かれていない曲を作るうえでのセオリーとテクニックが書かれていたので、購入したことに満足している。まあ、もしかしたら当たり前すぎて書かれていないことだったのかもしれないけど、その当たり前のことを知ることができてよかったかな。
一つのセクション(Aパートとかサビとか)の作り方→二つ(あるいはそれ以上)のセクションの構築方法という具合に段階分けに解説していて、わかりやすいといえばわかりやすかった。
特に、Aメロの特徴、サビの特徴などを多少ながら解説していた箇所は参考になったな。Bメロの導入方法とかもだけど。
これが絶対ではないと思うけど、当分はこれに書かれていたことに従って作ってみようかな。
次はリハーモナイズ――コード進行をさらに理論的に突き詰めていって、操作する方法を知ろう。
その次に編曲についてかな。
とりあえず、ただ知識としてじゃなくて、それがちゃんと使える知恵として身に付けないと意味がないので、実践していこう。
コーラスのセクションをもうちょっと引き伸ばして盛り上げたほうが、内容的に充実しそうだなと思ったので、メロディを書き加えた。どうだろう、さっきより良くなったかな?
さっきのだと、ループの終わりとしても終わった感じがしない気がしたので、これだと結構一周した感じも出ていいんじゃないかと思う。
ちいとはマシになったかな?
もうちょいメロディ煮詰めれたかもしれないけど、まあいいか。
コード進行の理論とか、考えずに作れるもんだな。コード進行の理論は、行き詰ったときに考えりゃいいのかもしれない。
メロディとハーモニーについてただいま知識を仕入れ中で、それが多少なりとも生かせたのかな? 多分生かせてると思う。
伴奏については、結局曲をどうしたいかの想像力とそのためにどうすればいいかの具現力をつけるしかないなということになった。結局試行錯誤で、自分がこれでOKと思えるものが作れればいいのだが。とりあえずギター弾けるようにはなろう。ある程度でいいから。キーボードもできれば、、、だな。
今回の曲は、ピアノのアルペジオきっかけで作り始めた感じか。黒鍵だけでアルペジオのループ作ったんで、ペンタトニック(五音階)のフレーズになってて、何となく民俗音楽的になるというか、ちょっと暗いというか妖しいというか、独特の感じになってる。
それにベースがクリシェ気味に音を上げていってるから、冗長な感じにはなってないのだろうな。
ピアノやギター、ベースとドラムもだけど、各セクションに応じてリズムや演奏方法を変えてやってみたが、どうやらこういう感じでいいのかもしれない。
足すところ、引くところ、変えるところ、変えないところ、コントラストをつけるところ、つけないところなど、そういうのを意識してやってみよう。
とりあえず、ちょっとは進めた気がする。
http://digimaga.net/2010/03/green-house-tcam30.html
ちょっと欲しい。
各トラックの音量設定がおかしかったみたいで、ドラムが埋もれすぎてたのを修正。
コーラストラックもリードより音量大きくてリードを聴けなかったりしたしね。
*****
大きく分けて、メロディ、コード、リズムの三つに分けることができる。
メロディは言わずもがな主旋律。これに付随する形でコーラスやオブリガード(合いの手)がある場合がある。
コードはその時点での各音の役割を指示するもので和音と呼ばれる。リズムは何拍子の音楽かを示すものであると同時に、どのように音を刻んでいくかを指示する。コードとリズムの要素が交じり合うことによって伴奏は豊かさを増す。
コード要素のみの伴奏は、ブロックコードと呼ばれ、リズム要素のみの伴奏は、ドラムスやパーカッションなどの音程のない楽器によって生成されたグルーヴと呼ばれるものである。
コード要素にリズム要素が――リズム要素にコード要素が――掛け合わされることで、「音階のあるリズム」が生まれる。
ここで、同音(同和音)連打によるリズミカルな伴奏や、アルペジオやリフなどの伴奏の概念が生まれる。
伴奏について、「音階を持ったリズム」の集まりと考えれば、自分の頭の中では多少思考が整理できるかな?
で、異なるグルーヴを交ぜていくことで、音空間に広がりを持たせるというか、深みを付けられるようになると。
まあ、何だ。結局伴奏でできるのは、コードを弾くか、リズムを作るか、あるいはその両方をやるかってことだな。
伴奏でメロディを追加はできないということが、俺にとって重要ポイントなのかもしれないな。。。
編曲の方法に悩んでいて、自分なりのノウハウを積もうと色々本を読んでみているけれど、結局、各楽器の演奏のバリエーションを自分で獲得して、利用しましょうということだった。
編曲で各楽器の役割、ある時はどんなことをして、ある時はどんな意味を持つのかみたいなことを書いているのは今のところなかった。
なので、もう、自分理論を作るしかない。そんなことを思いながらかどうかは定かでないが、久々に開き直って音楽製作をしてみた。といってみても、Bメロだかサビだかわからないパートしか作れてないが。
メロディから先に作って、コード進行、編曲、楽器の差換えの順に作っていった。
いままでよりは、編曲がうまくできたかな?
よくわかんね。もうちょい考えよう。
バイト終わって、何となく『世界のハイボール』を一缶を飲みながら、チキンラーメンをバリバリとお湯で戻すことなく食べたのが原因なのだろうか。それくらいしか原因を思いつかない。
あれか、増えるワカメをお菓子代わりにお湯で戻さずに食べて、胃液やジュースで胃の中で大きくなったみたいなことが、チキンラーメンで起きたのか。
しかし、吐くときは自然と吐き気がするもんなんだな。のどに指突っ込んでも、吐き気がするだけで吐くまでにはいたらなかったのに、諦めかけたときに自然と吐き気がしたもの。
もう、チキンラーメンを生で食べるのは止めようと思った、そんな日のこと。
編曲について書いてある本をいくつか読んでいっている。
いまのところ読んでいる本の内容は、結局、最終的には弾ける人に任せましょうということだった。
譲れないフレーズやリズムの付け方、曲調をどうしたいかを具体的にしたら、あとは演者さんを信じて任せたほうがいいよ、という感じ。やっぱり、この辺は、音楽は人が集まって演奏してできるものだから、そうなるのかなと思う。
思うが、そうもいかないのが現状。
楽器を弾ける友人は身近にいないので、結局自分で何とかするしかない。
さて、どうしたものか。
とりあえずギターのコードストロークぐらいは幅広くできるようになろう……。
あと、キーボードをある程度弾けるようになれたらいいのかな。
ポップス・アレンジ法 (PLAYERS’ HANDBOOKS)
筆者が『勇者王ガオガイガー』のOPなどの編曲を担当している人だったので、興味半分、編曲のノウハウが知りたくて必要性半分で入手してみたが、内容は俺の欲しい情報ではなかった。いつか必要になるかもしれない。でも、いま必要なのはいつかのための情報ではないのだった。
内容は、編曲をする上で筆者が注意しながら行なっていることと、スタジオミュージシャンへどのように編曲の注文をつけるかというものだった。極端に書けばそうなる。
役に立たないと思った理由は、まず、俺がスタジオミュージシャンを使って編曲をするスタイルではないから、「ある程度書いたらあとはスタジオミュージシャンが良い感じに勝手に仕上げてくれるよ! 下手に編曲家が楽譜に完璧に書き込むよりそっちのほうが良い場合もあるんだよ! アレンジの重要なとこだけ押さえとけばOK!」という感じのことを延々と語られても、こっちは1人で全部最後まで仕上げなきゃならないという事情から。
周囲に楽器を弾ける人がいて、その人に演奏を任せられるなら、この本は多分役に立つ。
けど、1人で、全体の楽器をどのような配分で巧い具合に編纂し、仕上げていけばいいのかを知りたい俺にとっては、正直ガッカリだった。
まあ、仕方がない。
結局、編曲の上達法の近道は「とにかく模倣しろ」みたいな感じだったし、理論的なことには一切触れてなかった。
俺はもしかしてあるはずもない「理論」を求めてるだけなのかなぁ。
さて、次はどの本を注文しましょうか。。。
上巻は……しなくていいかも。
いまんところ自分が欲しがってる情報は、メロディの構成の仕方とアレンジの仕方のようだ。
アレンジについては本をいくつか見つけたんだけどまだ入手していない。
メロディの構成の仕方について、詳しく書いてあるのがどっかにないかな。特に日本語の歌詞をメロディにした場合のやり方について。
洋書はやっぱり英語の歌詞を基準に考えるから、ちょっとだけメロディを作る発想の仕方が違うみたいなんだよね。向こうは強勢アクセントの言語だから。それにあわせてるみたいなんだ。
日本語のアクセントとメロディの関係についてかかれてたりする本はないもんかなぁ。。。
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