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青二才が青二才なりにやってます。
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Posted by ダニエル - 2009.11.13,Fri
アニソンみたいな歌モノを作ってみたいなと思ったんだけど、さて、何をどうすればアニソンになるのか。ポップソングと同じでジャンルや曲調に決まったものがない。けれど、アニソンにはアニソンらしさがある。それは何だろうかと考えてみた。

とりあえず、構造的な特徴を考える。

歌曲の構造としては、ヴァース・コーラス形式という形式で作られているのが殆どなので、それを参考に考えてみる。簡単に説明すると、ヴァース(Aメロ)、プレコーラス(Bメロ)、コーラス(サビ)、ブリッジ(大サビ)、コーダという歌のパートの区別をして、その構造を分析できるようにしたものが、ヴァース・コーラス形式。コーダ以外は、基本的に八小節のブロックで作られる。コーダは四小節などの小さなブロックで作られることもある。

他のパートとして、イントロ、アウトロ、間奏(インタールード)などがある。

んで、いろんなアニソンを聴いて考えてみたところ、いまのところ最も頻度が高かったブロックの組み合わせが、以下のようなものだった。

イントロ、ヴァース×2、プレコーラス、コーラス×2、コーダ(あるいはアウトロ)

ヴァース、プレコーラス、コーラスだけを数えても、40小節。イントロが8小節だとすると48小節、コーダが4小節だとしたら52小節。アウトロの場合で8小節だとすると、56小節。40小節から56小節、仮にもう一つブロックがどこかで増やされている場合も考えると64小節。これを90秒で収めるBPMは100~170くらいか。

また、ヴァースは一度目と二度目のメロディが重複していることが多いが、コーラスは異なっている場合もよく見られる。

VVPCC形式のアニソンの例


もう一つ、アニソンでよくある形式がある。

コーラス、(イントロ)、ヴァース×2、プレコーラス、コーラス、(コーダあるいはアウトロ)

コーラスが先に歌われるパターン。

こういうやつ。盛り上がる部分を先に出して、意識を向けさせる感じなのかな。

C(I)VVPC形式のアニソンの例


さらに、追加すると、こんなものあるっぽい。

イントロ、ヴァース、プレコーラス、コーラス、ブリッジ、(コーダあるいはアウトロ)

コーラスから、さらに盛り上がるブリッジに突入するパターン。昔々のロボットアニメに多い?

VPCB


マジンガーZのOPは60秒なんだなあ。この時代のはどれも60秒なのか? ということはどれも、いまより1ブロック少ない形なのかな。

もしかしたらこれは、ブリッジじゃなくて、ヴァースの形を変えたコーダなのかもしれないなと思ったりもするが、いまはブリッジとして捉えとこう。

VVPCC:アニソンの基本型
CVVPC:コーラス先導型
VPCB:コーラスからブリッジへ、大展開(4パート)型

こういう型からブロックが組み替えられたり付け加えられたり、消されたり、8小節のブロックじゃなくされたりしながら、いろんな形式が作られてるんじゃねーかな。

まあ、いまんところどう捉えていいのかわからない曲もチラホラあるけどね。

これとか


こういうのについても、一応の理解ができるようにはなりたい。けど、まあ、いまはとりあえずVVPCC形式で音楽作ってみて、アニソンらしさを追求して作曲練習すればいいのかもしれないね!
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