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青二才が青二才なりにやってます。
Posted by - 2025.05.14,Wed
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Posted by ダニエル - 2008.02.28,Thu

ある程度確立されたジャンルの中で新しいものを作るっていうことは、そのジャンルを否定していると捉えられるものなのかもしれない。「こんなの○○じゃない!」という言葉で表現されるものは、新しいものなのかもしれない。

例えばガンダムだ。

ZZがアニメで放送された当初、「こんなのガンダムじゃない!」っていう意見があったらしい。

Gも同様。というかいまでも意見が分かれているらしい。

どうやら否定する人にとっては、「ガンダム」が出ていればガンダムというわけでもないらしい。

でもよく考えたら、そういう風に否定されるような「何か」がないということは、まったくの再生産になることなんだろうな。それで何か新しいものを作ろうとしても、なかなか難しいのだろう。だから「何か新しいもの」を取り入れ続けられるのかもしれない。同時に何かを捨てているのかもしれないけれど。

「何か新しいもの」をいれることで、それを楽しみにしている人をある意味では裏切ってしまうのかもしれないが、ただ再生産――再消費を繰り返すということは、何というか虚しいことだと思うので、個人的には良い裏切りなのではないか。

逆に、やってはいけない悪い裏切りというものもあるのだろう。

たとえば「ガンダム」なのにガンダムが一切出ない。「こんなのガンダムじゃない!」と誰もが口にするだろう。そしてその言葉は正しい。

こんな具合に、何かを作るために必要な要素を、欠かすことが生産する側のやってはいけない裏切りなのだと思う。

また、「新しい何か」っていうのは、作り手が本当に作り出す場合もあるだろうけど、それは稀なことだろう。大抵は、別の世界からの引っ張ってくるもんだろう。例えば、アニメの世界にマンガの世界にある何かを引っ張ってきたり、演劇の世界にある何かを引っ張ってきたり、映画の世界にある何かを引っ張ってきたり、文学、絵画、音楽、、、とにかく別の世界にある何かからだ。

そんなことを考えた今日この頃。

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